メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ、高橋のプチ家計簿20冊目に突入する

2018年11月25日 | メガヒヨの本棚・CD棚

アナログ人間であり、記録好きのメガヒヨ。

日記代わりとして家計簿を長いことつけている。
ふと気づいたら20冊目になっていた。

愛用しているのは、「手帳の高橋」こと高橋書店さんのプチ家計簿No.33,34。
A6サイズで小さく、シンプルなデザインなのがいい。値段も830円と、お手頃。

見開きは一週間単位。
項目が食費、日用品、衣服、趣味、交際、医療と大まかでブランクの項目が多いのも使いやすい。

記入例。記念すべき、メガヒヨ2000年1月最初の週の記録。
バーゲンもあったせいか、被服費10万越えのスタートダッシュをかましている。

お正月最中の1月2日に205円のうどんを買ったというのも気になるが…(笑)
この頃は実家住まいをしており、食費は買い食い程度しかかかっていなかった。

そしてそして。

このプチ家計簿シリーズから離れられないのに、もう一つ大きな理由が存在する。
冒頭に家計簿の使い方のページがあり、20代女性会社員と思わしき人物の記入例が記載されている。
これは毎年微妙にマイナーチェンジされているのだ。メガヒヨはこれをチェックするのを密かなお楽しみとしている。

まずは2000年分。


支出の欄に今は懐かしポケットベルなんてある。
でも2000年頃といえば、PHSさえも過ぎてみんな携帯電話じゃなかったかな?


だいぶとんで2012年版。
謎のOL嬢はポケットベルから携帯電話に持ち替えた模様。
家賃も61,000円から70,000円に値上がりしている。
一方美容費が19,694円から3,570円に大幅減額している!!(たまたまヘアサロンに行かなかった月かもしれないが。)
あと1月25日の予定が「スノーボードin苗場」といった90年代風の書き方から、「スノボ苗場」とシンプルな表現に変わっている。
とはいえアクティビティ、目的地ともに90年代のかおりは消えていないが。


こちらは翌年の2013年版。
発行されたのは2012年秋、尾を引いたリーマンショックや震災の影響で不景気が続いていた頃。
前年版にあったボーナスの文字が消えている。
雇用形態の多様化により、色んな立場の方々への配慮であろうか。記入例はひっそりと6月に変更している。


最後に最新の2019年版。
2013年版と大差がない様に見える。
かろうじて言うなら、MTGとDAIGOさんみたいな書き方をしていたのをミーティングと普通に戻した位だろうか。

気になるのは、2000年から2019年まで謎OL嬢の手取り給与額が変わらなかったこと。
ずーっと221,000円なのである。
若い女性という設定が変わらないというのもあるだろうけど、世界に逆行し続けていた日本のデフレ経済というのもあるよなぁと思うのであった。

相変わらず裏側から突っつくようなメガヒヨレビューだったけど、家計簿をつけてみたい人にはかなりおすすめ!!
書店で様々な家計簿を見るけど、やっぱり高橋書店さんのこのシリーズを買ってしまうな。
唯一の難点はクレジットカード利用控えの欄が小さすぎること。これは時代に合わせて変えてほしい。

デジタルもいいけど、紙に記入すると様々な角度で見直すことが出来るからね。

ところで記録していても怖くて見返せない数字がある。
それは今までにかかったブロードウェイ関連費用・・・。

ちょっとした不動産なら買える位の額だよね。
でもそれは生きていくのに必要だった経費。
What I Did For Loveなのであった。 

高橋 家計簿 2019年 A6 プチ家計簿 ピンク No.34 (2019年1月始まり)
 
高橋書店